技術だけでは十分ではありません 「人」としての力も高めます

 現在と未来の人々を幸せにする技術を実現するためには,技術者が単に技術的に優れているだけでは不十分であって,人間や環境に対する深い理解が必要です。また,現代のグローバル化した世界で,技術者として活躍するためにも,技術的な能力のみならず,人間的な能力が不可欠です。つまり,技術だけでは十分ではないのです。本学の丹羽保次郎初代学長は,本学のモットーとなった「技術は人なり」という言葉で,学生に技術以外の事柄も学び,自分を高めるように促しました。その考えを受け継ぎ,人間科学系列では,以下のような教育目標を掲げて教育を行っています。

人間科学系列の教育目標
 本系列は,良識ある社会人としての教養を涵養し,その知的道徳的能力を展開させることをもって,人間としても優れた技術者を育成します。すなわち,豊かな人間性と科学技術者としての倫理性を培い,科学技術と人間・社会との関わりを理解させ,グローバルな視野を育むことを目標とします。


人間科学科目のカリキュラム

※上記の内容は,2017年度以降に入学した学生向けのものです。2011年度までに入学した学生向けのものはこちらに掲載しています。また,2012〜2016年度に入学した学生向けのものはこちらに掲載しています。